蟹工船

蟹工船】読み終わりました。
結構古い日本語で書いてるので2周してやっと全体がつかめた感じ。

故郷、北海道の闇の歴史みたいなのを垣間見たような気分です。
たとえば港湾工事で埋められた人がいたりとか、そういうのなんだけど本州の人が持つ北海道のイメージと違うものをおれは個人的に感じてるわけです。

個人的にどう感じるかというと故郷の町のあちこちになんとなくさびしい感じといったらいいのか、ダークなというか、霊感とかそういうのとも違うとは思うんだがなんか説明ムズい。。

ネットでそういった人柱の話を調べたら小樽の防波堤でも人がよく埋められてたそうだ。こえー。

さらに人柱つながりの話を書くと、平清盛が港の工事のときに工事の成功のために普通に行われてた人柱の風習を、「そんな風習やめちゃえよ」とかなんとか言って人柱の風習をやめさせた話を前に本で読んだなあ。で、平清盛って独裁者で悪いやつって思ってたが意外といいやつじゃんとか思ったのを思い出した。